西洋かりん・・・マルメロ

20171028

朝夕の冷え込みが随分厳しくなってまいりました。
朝霧の深い日が続き通勤、通学時は最も気を付けたいものです。

10月もあと数日というのに
また台風が接近してきそうな天気予報で
“秋晴れに安曇野の紅葉スポットを観に行こう”という
想いも、どうやら実現しそうにありません (*´ω`*)

寒暖の差が激しくなったり
寒さ対策で暖房器具を使ったりすると
空気の乾燥により、風邪をひきやすくなりますね。

今日は西洋かりんで「かりんシロップ煮」と「かりんジャム」を
作ってみました。
安曇野で見かけるのは、うぶ毛のついた西洋かりん“マルメロ”が
ほとんどですが、果皮が明るい黄色で良い香りに
つい、生で食べてみたくなります。
ところが期待とは反対に
渋味とエグ味で、とてもとても食べられません。

お店でマルメロを見つけたら
シロップ煮やジャムを作って、冷蔵庫にストックし
風邪気味の時、咳が出たり喉の痛みのある時に
温めたミルクに溶かして飲んでみてください。

風邪は引き初めが肝心ですね。
是非お試しください(*^-^*)

秋の味覚・・・栗の渋皮煮

20171017a

今日は栗の渋皮煮を作ってみました (*^-^*)
栗はなるべく大きくて新鮮なものを使います。
少々時間はかかりますが、
毎年秋に一度は作ろうと思っている秋の味覚です。

栗と言えば、長野県では小布施の栗が有名ですが
昨年は「小布施堂の朱雀(すざく)」を食べに行ってきました。

小布施堂の朱雀は9月中旬~10月中旬の新栗が採れる
期間限定の栗菓子です。
蒸した栗を裏ごしして素麺より細い糸状に絞って
甘い栗アンの上に、フワッと乗せた栗そのものを味わえる
一品です。

その日も朝6時には安曇野を出ましたが
小布施堂本店前には、なんと、すでに、100名程の
整理券を求める人の行列が・・・・
列の先頭の方に聞きますと、静岡県より朱雀を食べるために
車中泊をして朝5時から並んだそうです ”(-“”-)”

本宅の風情のある建屋の中には、栗の香りが漂い
手入れのされた中庭を見ながら静かに時間が流れ
待つこと数分・・・
お膳の上には温かな、ほうじ茶と朱雀。
惜しげもなくこんもりと盛られた栗の旨味は格別なものでした。

秋は美味しいものがたくさんで、幸せですね( ◠‿◠ )

秋の味覚・・・雑キノコ

20171011

ここ数日、日中の暑さは夏のようです。
また今週末からお天気は下り坂?になりそうですが・・・
青く晴れた秋空を見上げると、高い山々の頂上付近は
紅葉が始まり、少しずつ色を付けてきました。

先日「体育の日」には知人が燕岳に
日帰りで登ってきたそうです。
夏の山も良いけど、秋山は色づき始めのコントラストと
晴れた空の青色がイイね!
と話してくれました。

味覚の秋と言われるとおり
安曇野の物産センターには色とりどりの果物が並び
この季節、数週間しかお目にかかれない
雑キノコが今年も並んでいました。

3種類ほどのキノコを買い求め
ナスと里芋を一緒に入れて
キノコ汁にして頂きました。
秋を感じる食卓に感謝です (*^-^*)

キノコと一緒に写っているのは”ポポー”という木の実です。
真ん中に種があって甘くて美味しいのです。
”アケビ”とは違いますが、珍しいので載せてみました!

中秋の名月

20171005

皆さん昨夜のお月見はできましたか?
日中の安曇野は10月にしては肌寒く、空には厚い雲が覆っていて
とてもお月見などできないのかな・・・と心配ていましたが
午後の6時を過ぎた頃、雲の晴れ間からわずかの間
月を見ることができました。

なるほど「中秋の名月」光り輝いて素敵なお月さま。
昨夜は月見団子を作ってみました。
十五夜なので十五個。
ススキも摘んで一緒に供えてみました。
のんびり夜空を見上げて、少し未来のことなど考えて
しみじみとするひと時がもてました。

   「月月に月見る月は多けれど月見る月はこの月の月」

明日は満月になるみたいですよ!(^^)!

穂高神社 御船祭り

20170929a

9月26日・27日と穂高神社の御船祭りが行われ
お天気にも恵まれ、今年も大盛況で幕を下ろしました。

そもそも何故「山国の御船祭り」なのか?
“古代北九州にあった安曇族が海神を祀り
海軍を司っていたことが起因とされ
安曇一族の勇姿を偲び船に人形を飾って祈願した祭り“
9月27日、安曇族が戦死した日に因んで追悼の祭りと
考察され、現在まで26日(宵祭り)27日(本祭り)
が行われているようです。
祭りの都度御船と人形を組み立てるため
平成21年 長野県無形民俗版家財に指定されています。

20170929b

祭りのクライマックスは何といっても
長さ12m、高さ6mの大人船のぶつけ合いです。

‘ガツン’という心髄に染みるような大きな衝突音と
氏子の気合声に加えて祭りばやしが響いて
観る者もとても興奮してしまいます。

子どもと大人が一つになって一大イベントを成し遂げる
素晴らしい伝統行事がいつまでも継承されることを願います。