水彩画を楽しむ

水彩画を楽しむ

水彩絵の具は最も親しみやすい画材ですが、技法に関することはあまり知られていないのが実情です。実践的な趣味、県内の展覧会・公募展まで水彩画を楽しんで下さい。

 水彩画を楽しむ

□ 講 座 名 / 日 時 / 受 講 料

水彩画を楽しむ
- 第1~4[月]/10:00-12:30
- 3ヶ月で¥19,440円

□ 講 師

川北 卓史
- 画家

□ メッセージ

安曇野を散歩していると、スケッチをしている人をよく見かけます。風景画というのはある種、特別な魅力に富んでいて、一度その魅力にとり憑かれたら、美しい景色を発見する度、記憶に置くだけではなく、なにかに描き写し、遺しておきたいという強い欲求が沸き起こるようです。北アルプスの峰々、清らかな川の流れ、青々とした森や林、そして、移りゆく美しい四季の変化、安曇野に住んでいる誰もがそういう欲求を持ってしまうのではないでしょうか。しかし、実際に真っ白なスケッチブックに向かうと、その感動を上手く表現できないことが多いものです。風景は刻一刻変わり、自分が一体何に感動したのかさえ、分からなくなってしまうこともあります。人が感動する時は一瞬の間であると思います。山や森は動きませんが、空気や光は本当に目まぐるしく変わるのです。風景を描く難しさはそこにあると思います。形を追えば印象は逃げ、印象を追うと焦点が定まらず、また、感動をぶつけようとしても、目の前に広がる本物の景色の前に萎縮してしまう。そうして絵を描く人は、上手く表現できないものゆえ、とり憑かれたように何度も何度も、自分の感動を遺したい一心で、紙に、キャンバスに向かうのでしょう。かく言う私もその一人です。この土地に移り住んでからというもの、素直に大自然の表情を追い続けることに夢中なのです。最近、自然の美しさとは形のないものだと思えてきました。風景とは超抽象なのかもしれません。例えれば、音楽に近いものではないでしょうか。実際、私は絵を描くときに、イメージを音楽に重ね合わせています。この絵は弦楽四重奏、これは、ソロギター、ピアノ曲、等等。視覚に頼り過ぎれば、ものの本質を見落とすことになるような気がするのです。私の感じたものが皆さんの心に届き、感動を共有していただければ幸いです。

photo_08  photo_09

サブコンテンツ

このページの先頭へ